キラキラ不動産の仕事

生前整理することの重要性~住まなくなった家の末路

古家を解体したところです。

 

土地は地球からの贈り物

ずっと遡って考えると地球の物!

その土地が活かせるように(活かしてもらえるように)
そこに住む人や活かして下さる方が喜んで下さるように

その大切な土地や建物を
必要とするご縁のある方にピッタリ繋いでいきたいと思っています。

 

最近、家を売りたいという相談がありました。

まだ何も決まっていないので詳細をお知らせ出来ないのですが、

築90年以上の古民家で広々敷地に畑も付いていて良い感じです。

ずっと価値が続く家っていいですよね、このまま活かしていただけたらと思います。

 

ゆうわのめぐみさんから、

その人にとって必要なご縁のある土地や建物を
ピッタリ繋ぐ役目があるから不動産業をしていますよ。
あなたは不動産業に選ばれた人なんですよ!

と教えていただきました。

 

全国的に空き家は増加しています。

人の住まなくなった家は老朽化が進みます。

今日は、みやき町の「不良住宅測定審査委員会」で空き家を調査しました。

樹木や草が生い茂る中を長靴履いて入って行きますが、

屋根の形状も変わり、外壁も剥がれ落ち、基礎も腐り…

このままでは危険!

人の住まなくなった家の末路は朽ち果てて哀れなものです。

 

みやき町では、
不良住宅に認定される空き家の所有者に補助金を活用して
解体するよう積極的に働きかけています。

最後のけじめとして、
住まわせていただいた家に感謝の気持ちできれいに解体してほしいです。

物の片付けも同じ・・

 

50年経っても100年経っても大事に住み続けることが出来たら…と思いますが、

実際には、難しいですよね。

空き家は狭いみやき町にも数百件あります。

「家の中は家財道具がいっぱいで、家を売却出来ない」
という相続人からのお困りの相談があったり、
「片付けが大変だ」と嘆いておられる方も多いです。

相続で揉めるケースも多く見てきました。

そうならないためにも
生前元気なうちに整理する重要性」を
これからも伝えていかなければと思います。

 

年齢と共にモノは確実に増えていきます。

全然使ってないモノでも「いつか使う!」「もったいない」と言って
なかなか捨てきれないのです。

そんな溜まりに溜まったモノの整理も必要ですが、
不動産を含む財産のこと、相続のことなど
エンディングノートに書いて残しておかれることをおススメしています。

 

また、不動産を購入する時から
空き家になることを考えて、売る時のことも考えていただくようにしています。

必然的に、売れやすい場所や周辺環境など考えることは大事です。

 

こんなこともよくあります!

突然遠い地に転勤になった、
離婚して手放すことになった、
終の住処にもっと良い所が見つかった、
老人施設に入ることになった、
事故や病気でもう家に戻れない…

そんな時にすぐ売れないと本当に困りますよね!

購入する時、少々価格が高くても
ここなら大丈夫!売れる!
と思えることが大事です。

 

人生はいつ何があるかわかりません…

 

後に残された大切な人に迷惑かけないような生き方も考えたいですね…

人生はよく旅に例えられます。
誰にでもゴールがあり、残りの人生は限りある大切な時間です。

「この先どんな暮らしをしたいですか?」

「これからの人生どんな人生を送りたいですか?」

人生のゴールはいつ訪れるのかわかりません。

本当にやりたいことをやり、
ゴールが訪れた時、
悔いはない!満足いく人生だった」と

そう思える人生にしたいものですね